原題:ハッピーアワー / 日本(2015年) / 日本公開:2015年12月12日 / 317分 / 制作: / 配給:神戸ワークショップシネマプロジェクト
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見つけづらい映画を探索するなら
さまざまな葛藤や苦悩を抱きながら人生をおくっていく人間の姿をストレートに描いた作品はそれだけで見ごたえがあります。そんなドラマチックな映画をお得に見たいときは、人気も増えている動画配信サービスを利用できないか試してみましょう。レンタル店でDVDを借りるのもいいですが、もしかしたらネット配信でも扱っているかもしれません。それならば悩むこともなくウェブサイトにアクセスするだけで動画を観れるのでとても楽ちんです。川村りら出演の「ハッピーアワー」動画へ直送。
安いとデメリットはある?
田中幸恵出演の「ハッピーアワー」もオンライン動画配信サービスで観るならお得かもしれません。通常であれば1000円以上はかかるであろうコスト。それを無料にできるならば最高ではないでしょうか。無料期間中は映画をひとつ見るだけでなく、いくらでも見ていいのです。そう考えるとこれは破格のお得さであり、できればぜひともゲットはしておきたいメリットだと言えるでしょう。濱口竜介監督の「ハッピーアワー」もアリ。
「ハッピーアワー」はどこ?
感動ヒューマンドラマ映画「ハッピーアワー」は観たくなる人も多い映画なのは事実です。しかし、オンライン動画配信サービスの無料期間は理解したとしても肝心の配信の有無はどうなっているのか。それは考えないといけません。菊池葉月出演の「ハッピーアワー」フル動画を視聴できるパーフェクトなVODはどれかという疑念、そもそも存在するのかという疑問。とくに配信があまり見つけづらい映画は困りものです。ここではアイコンで情報を整理していますが、配信が見つからないときはアイコンも表示されません。もし無くでもガッカリしないでください。ここにないということは絶対に見られないわけではないです。まだレンタルショップやDVDなどの選択肢もあるのですが、配信に関しての動向も日々変わるもの。根強いファンにとって支持されている映画「ハッピーアワー」の配信が無いかどうかを定期的にチェックするのは無駄ではないと思います。
解約はいつでもできる?
オンライン動画配信サービスの利便性はわかってもきっと解約できなくなるのではないかと慎重に疑問視して警戒する人もいると思います。「ハッピーアワー」が見れたとしてもそれは願い下げです。でもそういうことはありません。通常のしっかりした運営のサービスは解約もすぐに完了できます。問題になってくるのはサービスの契約が他の何かしらの契約と付随するかたちでセット登録している場合。このいうときはその契約元とちゃんと手続きを踏まないと綺麗に解約できません。またパスワードを忘れてしまっているときは面倒になるので事前に把握をしておきましょう。「ハッピーアワー」を観る前の確認事項です。
『ハッピーアワー』は「Netflix」で見られる?
Netflixは邦画も多いものですが、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』はどうなのか。探すのであればタイトル検索をするしかないです。しかし、仮に配信がないとしても「配信はありません」とサービス内で表示されることはありません。確実性がやや乏しいのはそういう仕様なので納得するしかないです。
『ハッピーアワー』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは何でもあると思うかもしれません。でも存在しない映画もあります。濱口竜介監督の『ハッピーアワー』のようなインディペンデント映画はかなり扱いが弱いです。これはそもそも権利者が配信を許可していないケースもあるからです。配信は変動します。それも踏まえて今の情報を調べるといいです。
『ハッピーアワー』でも不正動画はダメ
昔のことではなく今も正規配信以外で違法動画としてコンテンツビデオが出回っていることが多々あります。『ハッピーアワー』も例外ではないでしょう。こういうものはかなりの深刻さですが、ウイルスセキュリティソフトで勝手に危ないサイトはシャットアウトできるという考えは甘いです。実際に多くのサイトはそのようなブロックをすり抜けることが確認されています。『ハッピーアワー』を検索しているだけでネット上でそんなサイトが表示されてしまうこともあり得るのです。
▼『ハッピーアワー』動画を見る前に
『ハッピーアワー』のあらすじ
ありふれた普通のドラマを映画にしました。演技経験のない4人の女性を主演に、ごく普通の30代後半の女性たちが抱える不安や悩みを、総時間317分の緊迫感あふれるドラマとして描いた意欲作。『ハッピーアワー』のプロデューサーは高田聡、岡本英之、野原位。監督は『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』の濱口竜介。田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら、申芳夫、三浦博之などが出演する。30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。その繋がりを疑うようなこともない。しかし、純が1年にわたる離婚協議を隠していたことが発覚。それは知らない姿であり、確かだと思っていた関係性の亀裂でもあった。そのことで動揺した4人は、つかの間の慰めにと有馬温泉へ旅行にでかけ、楽しい時間を過ごすが…。物語の結末は『ハッピーアワー』の動画からぜひどうぞ。
『ハッピーアワー』の感想(傑作?駄作?)
E:3.9 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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S(必見の傑作) 「ハッピーアワー」 |
(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト
上映時間の長さにやや気が引けますが、しかし冒頭からの素晴らしいシーンに引き込まれてしまい、ただただこの映画を観ている時間がこのままずっと続いてほしいと思うようになりました。でもプロの俳優さんではなくほぼ素人さんらしい。演技経験不問でワークショップに応募された人たちから選考を経て17名の方たちからスタートしたとの事。演者と役がぴったりと重なっているかの様なこのリアリティー感は何なんだろうという気持ち。
●『ハッピーアワー』フルアワーシネマ
ここまでメタな映画もないでしょう。映画の「演技」って何なんだろうと、改めて考えた時、役者はその役に恰もすっぽりと入り込み、観る人に如何にリアリティーを感じさせるか、という事になるのかも知れません。プロの俳優は磨き抜かれた演技で様々な役柄をその役に成りきり、役作りをします。種々雑多な役を私達の前にその人に成りきったかのように演じます。なんだか演技の芝居論を語る教材みたいな作品でもありましたね。
●『ハッピーアワー』フリーハピムービー
この映画が女優賞を獲得したことは衝撃というほかない。というのも、ひとりひとりの演技は非常にぎこちなくて、はっきりって上手くない。決して下手ではない。内面というものを巧みに表現できているような印象をもつから、むしろ素晴らしい表現をしているといえる。ただ、その台詞回しは非常にぎこちない。でも、それが不思議なリアリティーを生み出しているように感じてしまう。この作品で特筆すべきは、とにもかくにも「時間」だ。
●『ハッピーアワー』ホウガメタバース
今の時代、この世代に起こり得る人間模様が描かれている本作、誰もが見るべきです。登場人物の紹介は割とゆったりいくが、ワークショップで転調し、登場人物たちも、観客も、物語自体も、重心に焦点を置いて、それがグラグラに揺れて落ち着きがなくなっていく。この時間を駆使したテクニックや、演技的なパラドックスをつくかのようなトリックなど、作品に見事にしてやられた気もする。普通の映画ではないのに普通って凄い。